《相場急落に対する対処方法》
【8月19日:今朝の状況】
※為替(ドル/円)ドル=147円85銭【08:00現在】
※N.Y.ダウ:40,659.76(+96.70)
【8月17日:先週末の状況】
※銅LMEセツルメント($/t)
①午前売:8938.0(-71)
②午後売:ー
※COMEX当限セツル($/ポンド、銅以外は$/トロイオンス)
③銅:4.1275(-0.0115)
④金:2498.6(+45.5)
※WTI 原油先物($/bbl)
⑤76.65(-1.51)
※本日時点予想計算値:国内銅建値 (/kg)
①ロンドン午前:1370円
②ロンドン午後:ー
③N.Y. : 1390円
※ニューヨーク為替引値(円)
147.58-147.62(1.69円高-1.67円高)
【8月18日:昨日の状況】
※国内銅建値1360円 (8月13日より+40円)
《相場急落に対する対処方法》
※株価にせよ、為替にせよ、それこそ銅相場のせよ、上がったり
下がったりするのは必然です。海の波のように決して止まること
はありません。
※価格が急落したときは、
(A)今の手持ち資産が目減りする(negative factor)
(B)今後のために安い資産を買うことができる
(positive factor)
negativeとpositive 、両方の要素があるので、一方的に悪いニュ
ースでも、良いニュースでもありません。
※にも関わらず、新聞・テレビなどマスコミは「急落して損し
た!」「なけなしの金がなくなった」「預金から株式に移して失
敗した」など、negative要素ばかりを強調しがちです。一方で、
最近、株価が回復気味であるというニュースは、あまり流しませ
ん。
※これは、新聞・テレビが、そもそも恐怖産業(小生の造った造
語★注)で、読者や視聴者を脅かすことによって成り立っている
産業だからだと思います。
※今月初め日本の株価乱高下の際にも申し上げましたが、価格が
急落した後に、慌てて手持ちの資産を投げ売りすることはお薦め
しません。
(個人的には、寧ろ株などの資産を安く買うチャンスであり、安
くなった株を合わせて手持ちの資産の平均価格を下げるチャンス
です。【注意:投資はあくまで自己責任で!】)
※もし株価の下げに耐えられず(精神的・金銭的)、株を売り、
損失を確定せざるを得なかった人は、そもそも株を買ってはいけ
ないのです。正確に言うと、下げに耐えられるだけの金額しか株
を買ってはいけないのです。
※金属スクラップを買う時も同じです。銅建値は、直近のピーク
7/4の1,620円/kgから、直近の底値8/7の1,320円/kgまで、1ヶ月
で約2割下がっています。
(補足:お盆中休み8/13:1,360円/㎏→8/19:1,390円に戻して
います)。
※仮に、1億円の銅を在庫として持っている人は、約2割の相場下
落でざっくり2,000万円は含み損を抱えます。多い少ないはあれ
ども、含み損0という人は、絶対にいません。
※それに精神的にも金銭的にも耐えられないのであれば最初から
銅の在庫を1億円持ってはいけないのです。
※1億円の在庫を持っていい人とは、“新たに資金を投入して(追
証を入れて)その後も商売を続けること“が出来る人のことで、そ
の人は2,000万円の含み損を、時間をかけて減らしていく
ことができます。そのための対処方法は、時間をかけて、①平均
単価を薄める(ナンピン買い)か、②相場の上昇を待つ、この二
つしか方法はありません。
※この時間に耐えられる力=資金力があり、回復するまで持ち続
ける金額までしかリスク資産を持ってはいけないのです。
★注:恐怖産業
※コロナ禍のときと非常に似ているのが、南海トラフ地震に対す
る警戒情報です。
いつ来るか分からない巨大地震に備えよ!と言われても「はああ
あ?」という感じではないでしょうか?ですがテレビのワイドシ
ョーでは、連日、大変だ大変だと騒ぎ立てます。人の恐怖心を煽
り視聴者を増やすには、うってつけのネタでしょう。
※雑線(ヤード持込):【8月18現在】
【1】ワイヤーハーネス:530円前後
【2】雑線エフケーブル(VVF):510円前後
【3】雑線・一般(42ー43%):440円前後
【4】雑線B :320-350円
【5】家電線:付き物を取り売買可
【注意1:参考価格。理論値につき確認後の契約条件】
【注意2:大口=約10トン】
以上